メルカリの「たのメル便」って、どんな流れなの?
通常と違う部分だけをざっくり説明すると、下記のような感じだよ
- 出品時の「配送の方法」で「梱包・発送たのメル便」を選択する
- 商品の三辺合計サイズを計測し、適切なサイズを選択する
- 商品が売れたら、出品者が「集荷希望日時」を選択する
- 購入者が「お届け希望日時」を選択する
- 出品者の元へ集荷にきた配送会社に商品の搬出と梱包をしてもらう
- 配送会社が購入者の元へ商品を届ける
通常の配送方法と、それほど大きな違いは、ありません。
具体的な流れは、この記事の中で紹介していきますので、「たのメル便」の流れについて理解できるようになると思います。
実際にテレビを「たのメル便」で配送した時の実例を紹介します。
「たのメル便」は、手間がかからないおすすめの配送方法ですので、ぜひこの記事で流れを確認してください。
たのメル便を使った出品から集荷依頼までの流れ
たのメル便を使った「出品から集荷依頼まで」の流れについて、解説していきます。
流れは以下の通りです。
- 出品時の「配送の方法」で「梱包・発送たのメル便」を選択する
- 商品の三辺合計サイズを計測し、適切なサイズを選択する
- 商品が売れたら、出品者が「集荷希望日時」を選択する
- 購入者が「お届け希望日時」を選択する
それぞれ解説していきます。
出品時の設定
たのメル便を利用する場合、出品時の設定が重要です。
出品時の「配送の方法」で「梱包・発送たのメル便」を選択します。
配送方法で「たのメル便」を選択すると、「商品の三辺合計サイズ」という項目が表示されます。
商品の三辺合計サイズを計測し、適切なサイズを選択してください。
ちなみに、私が32インチの液晶テレビを出品した時は、160サイズでした。
もし、サイズを測り間違っていたとしても、配送業者さんが集荷時にサイズを測定して、適正なサイズに変更してくれます。
とはいえ、送料が高くなる可能性があるので、あまり誤差がないように測っておく方がいいです。
商品のサイズは、お客さまでの発送手続き後に「配送会社で計測したサイズ」が適用されます。
規定の重量・厚さまたは3辺(高さ、幅、奥行き)の合計が、「発送時にお客さまが選択したサイズ」を超過した場合に、適正な配送種別・サイズへ変更されます。
なお、送料が販売利益を上回る場合、販売利益は「¥0」となりますのでご注意ください。
引用元:メルカリ
出品時の設定は、以上です。
通常の配送配送の違いは、「事前にサイズを測っておくこと」ぐらいです。
事前にサイズを測っておくことで、出品時に配送料が算出されます。
販売価格の下に、「梱包・発送たのメル便送料」と「送料込販売価格」が表示されているのが分かると思います。
事前に送料が分かるのは、便利かも
集荷依頼
商品が売れたら、次に「集荷依頼」を行います。
まずは、出品者が「集荷希望日時」を選択します。
私の場合、商品が売れたのが午前中で、選択できる「集荷希望日時」は、翌日の午前中以降でした。
集荷地域や商品によって変わる可能性がありますので、参考程度に考えてください。
おそらく、当日集荷は無理だと思います。
その後、購入者が「お届け希望日時」を選択します。
出品者側は、特にすることはなく、待つしかありません。
集荷と配送の日時指定が、メルカリのシステムの中に組み込まれているのが、通常配送と違うところです。
たのメル便の集荷当日の流れ
たのメル便で指定した日時に集荷が行われますので、忘れないようにしましょう。
集荷担当からの電話
集荷当日、集荷をしてくれる「ヤマトホームコンビニエンス」の担当者から、電話が入ります。
私の場合、朝9時くらいに電話があり、「10時半から12時くらいの間に伺います」と言われました。
事前準備
基本的に事前準備は何もないです。
商品をきれいにしておくとか、出品した商品の付属品を忘れないようにするくらいでしょうか。
私の場合、付属品のリモコンを忘れないよう、テレビの横に置いておきました。
一応、集荷しやすいようにテレビを玄関におきましたが、無理に運ぶ必要はないでしょう。
部屋に入ってきてほしくないとかじゃなければ、そのままで大丈夫だと思います。
引っ越しの時の荷物の運び出しをイメージしてもらうのが、分かりやすいのではないでしょうか。
集荷・梱包
時間になったら、「ヤマトホームコンビニエンス」の担当者が、集荷にきます。
通常ですと、その場で梱包をして、外に運びだすようです。
私の場合、梱包は無しで、そのまま台車で運び出すだけでした。
おそらく、下記のような理由から、自宅での梱包をしなかったのだと思います。
- マンションの玄関がせまい
- 32インチのテレビならキズをつけずに、搬出できる
マンション前の道路に、ヤマトのトラックがしばらく止まっていたので、トラック内で梱包作業をしていたと思われます。
梱包がなかったので、作業時間は5分くらいでした。
下記画像の「売上票」という紙にサインをして、控えをもらって終了です。
集荷が終わったら、発送連絡をします。
ただ、集荷完了の情報がシステムに反映されてからでないと、発送連絡ができないので、少し時間がかかると思います。
集荷作業の感想
思っていた以上に作業は、早かったです。
担当者が商品のサイズを測って、後は書類にサインをしたぐらいです。
作業は早かったけど、愛想は良くなかった…
スタッフによって違うと思いますが、私の担当をしてくれた方は、愛想は良くなかったです。
あまり説明もなかったですし、やたら早口でききとりにくいしゃべり方でした。
「付属品は、これで全部ですか?」といった声掛けもなかったですし、テレビのそばに置いていたリモコンや説明書を確認もせずに無言で持って行くし…。
「梱包はトラックの中でやりますね」みたいなことも、一言ほしかったです。
無事に商品を届けてくれれば別にいいのですが、もう少し配慮がほしかったです。
担当者によって、対応は違うのかもね
たのメル便と通常の配送料比較
「たのメル便」と通常の「らくらくメルカリ便」の配送料を比較してみます。
商品サイズ | たのメル便 | らくらくメルカリ便 |
---|---|---|
60サイズ | 750円 | |
80サイズ | 1,700円 | 850円 |
100サイズ | 1050円 | |
120サイズ | 2,400円 | 1,200円 |
140サイズ | 1,450円 | |
160サイズ | 3,400円 | 1,700円 |
180サイズ | 2,100円 | |
200サイズ | 5,000円 | 2,500円 |
250サイズ | 8,600円 | |
300サイズ | 12,000円 | |
350サイズ | 18,500円 | |
400サイズ | 25,400円 | |
450サイズ | 33,000円 |
たのメル便と、らくらくメルカリ便を比較すると、下記のような特徴があります。
- たのメル便の方が、1,000~2,500円程度高い
- たのメル便は200サイズを超えるサイズも配送可能
たのメル便の方が料金は高いけど、梱包材を探したり、丁寧に梱包する手間を考えると、妥当な価格だと思います。
ある程度商品の値段が高くないと、採算がとれないと思いますので、事前に利益計算をしておく必要があります。
たのメル便は少し高いけど、頼む価値あり!
たのメル便のメリットとデメリット
実際に、たのメル便を利用して感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
メリットは以下の2点です。
- 梱包の手間がかからない
- 日時調整が楽
順に解説します。
梱包の手間がかからない
今まで紹介してきたとおり、梱包の手間がかからないのは、非常に楽です。
テレビにあうサイズの梱包材を用意するのも大変ですし、きれいに梱包するのも難しいです。
その手間がいっさいかからないというのは、大きなメリットです。
このメリットだけで、たのメル便を使う価値はあります。
日時調整が楽
集荷と配送の日時調整が楽なのも、メリットと感じました。
日時調整がメルカリのシステムに組み込まれているため、出品者と購入者の間で日時調整をする必要がありません。
細かい部分ですが、ストレスが減ります。
デメリット
デメリットは以下の2点です。
- 配送料が高め
- 自動価格調整ができない
順に解説します。
配送料が高め
たのメル便とらくらくメルカリ便の配送料を比較したとおり、たのメル便は配送料が高くなっています。
利益があまり出ない商品の場合、たのメル便は使いづらいと思います。
とはいえ、自分で梱包する手間をはぶけることを考えると、決して高い金額だとは思いません。
次に家電をメルカリで売るときも、「たのメル便」を使います!
自動価格調整ができない
配送方法を「たのメル便」にしていると、自動価格調整機能が使えません。
毎日100円ずつ自動で値下げをしてくれる便利な機能が使えないのは、ちょっと残念です。
私の場合、手動で100円ずつ値下げをしていきました
おそらくシステムが変更されれば、「たのメル便」で自動価格調整機能も使えるようになると思っています。
自動価格調整機能の便利さになれていると、少し不便に感じると思います。
まとめ:たのメル便の流れ
メルカリの「たのメル便」の流れについて紹介しました。
基本的な流れは、以下のとおりです。
- 出品時の「配送の方法」で「梱包・発送たのメル便」を選択する
- 商品の三辺合計サイズを計測し、適切なサイズを選択する
- 商品が売れたら、出品者が「集荷希望日時」を選択する
- 購入者が「お届け希望日時」を選択する
- 出品者の元へ集荷にきた配送会社に商品の搬出と梱包をしてもらう
- 配送会社が購入者の元へ商品を届ける
通常の配送方法と違うのは、下記の2点です。
- 事前にサイズを測ることで、出品時に配送料が算出される
- 集荷と配送の日時指定が、メルカリのシステムに組み込まれている
画面の指示に従えばいいだけですので、特にとまどうこともないでしょう。
「たのメル便」は「らくらくメルカリ便」より、1,000~2,500円程度高くなりますが、梱包の手間がかからないという最大のメリットがあります。
ある程度大きな家電を送る時には、「たのメル便」一択と言っていいでしょう。